こんにちは!
経営管理支援部の刈間です。
新年あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します。
昨年はなんといっても新型コロナウィルスによって、これまでの日常や常識が一気に変わった1年でしたね。
まさに”VUCAの時代”=予測不可能な時代になってきたことを私自身、身をもって体感しました。
皆さんは2021年をどんな1年にしたいですか?
「予想できないんだから目標を決めても意味がないや」
という声も聞こえてきそうです。
確かに私自身、2020年の始めに立てた「ハワイ旅行にいく!」という目標は今となっては叶わない夢となってしまいました…
それでも、私は声を大にして言いたい。
「目標を立てましょう!」
と。
なぜそんなことをこのタイミングでお伝えしているかというと、
季節はもうすぐ春。
新入社員を迎える会社様が多いのではないかと考えているからです。
もちろん今年は
「新型コロナウィルス影響により、今年の採用は見送った」という会社様もいらっしゃれば、
「こんな時だからこそ、組織を支えるのは人。この組織の未来を中心に支えていく若いチカラを確保しよう」
と懸命に採用された会社様もいらっしゃるかと思います。
様々かと思いますが、1年の中で新入社員を迎える会社様が1番多いのが、4月だと思います。
そんな4月を迎える前に、是非とも確認して頂きたいのが、
「新入社員の目標=1年後に達成していて欲しい姿は明確になっているでしょうか?」
ということです。
目標に関して、面白い話を2つ聞いたので、ご紹介致します。
事例① 走り高跳び
これは遠藤晃顧客教育研究所(株)の遠藤先生から教えて頂いたお話しです。
遠藤先生が、陸上選手に以下の様な質問をしました。
「走り高跳びで自己最高記録を出すには何が必要ですか?」
陸上選手の答えは、
「自己記録以上の高さのバーです。」
事例② 5円玉を立てる
先日、株式会社 コーチ・エィの代表取締役である鈴木 義幸様のお話しを聞く機会がありました。
その際に紹介されていたお話しです。
ある心理学の実験で、小さいこどもに「5円玉を立てて下さい」とお願いしました。
すると、ほとんどのこどもが5円玉を立てられなったそうです。
次に、「5円玉を立てて、その穴に爪楊枝を通して下さい」とお願いしました。
そうすると、多くのこどもが爪楊枝を通すことはできないものの、5円玉を立てるところまでは出来るようになったそうです。
いかがでしょうか?
みなさんはこれらの話から何を考えましたか?
私は事例①、②から導き出される教訓として、
自己最高のパフォーマンスを発揮するには目に見える基準(ハードル)が必要である。
本来達成してほしい目標よりも、高い目標を設定することで、
はじめの目標は通過点となり、目標を達成しやすくなる。成長を促進させることが出来る。
という事を考えました。
いずれも、明確な目標を設定することのチカラを端的に表した事例だな~と思います。
同じ人であっても、目標があるかないかで、1年後の姿は大きく変わると思います。
大切な仲間である新入社員の方の大事な社会人生活1年目を棒に振らないためにも、
また、せっかく迎え入れた新入社員の方に「ここでは自分の成長、ひいてはお客様への貢献度合いの向上を見込めない」と見切りを付けられてしまわないように、
新入社員の1年後の目標を見直してみてはいかがでしょうか?
季節がら、新入社員の方に絞った話をしてますが、これは2年目以降の従業員さんについても同じですよね?
経営者/管理者も、新入社員あるいは従業員自身も「これだ!」と納得できるような目標が欲しくなってきませんか?
長野、上越で人財を育てるための目標を作りたい方のご連絡をお待ちしております。
2月には人財育成に関するセミナーも開催予定です。是非、そちらにもご参加下さい!
(「お問い合わせ内容」を書きづらいという方は「人財育成について相談したいです」とご記載頂ければOKです!)
(文責:刈間)