こんにちは!
経営管理支援部の刈間です。
4月も今日で終わり。
新年度が始まり、早1ヵ月。
満開だった桜も、もう青々としてきましたね。
半袖でも過ごせる程暑い日もあり、早くも夏の到来を感じております。
さて、この1ヵ月を振り返ると、
「担当している業務や生活が大きく変わった1ヵ月だったな~」
という人や、
「4月を境に、新入社員や後輩の育成担当者になった」
という方も多いのではないでしょうか?
今日は、一般的には”人事担当者”と呼ばれることも多い、育成担当者の皆さんに向けてブログを書いてみようと思います。
では、早速ですが、そんな社内の育成に携わるみなさんにお聞きします。
「育成を任されている方は、どんな性格の方ですか?」
「その傾向を踏まえ、日々、どんなことを意識して接していますか?」
このように、新入社員(育成を任せられている社員)の性格面の特徴を聞かれたら、みなさんは答えられますか?
これって、改めて聞かれると結構答えづらいのではないでしょうか。
でも、育成対象の方の性格を知るってとても大切だと思うんです。
理由は「人はそれぞれ違うから」。(言われてみれば、当たり前ですけどね。)
誰でも、自分のやり方、自分の感じ方が一番「正常」だと(無意識のうちに)考えるものだと思います。
つまりそれは、相手もまた、自分が正しいと思っているということになります。
それでも、会社では共通の目的や目標に向かって仕事を一緒に進めていくことが求められます。
仕事を一緒にしていく、そのためにコミュニケーションを取る、そんなときに、
お互いにそれぞれの違いを前提とするのとしないのでは、どちらがスムーズですかね?
私は、前者、つまり、
「お互いの違いを前提として、コミュニケーションを取っていった方が、仕事も育成もスムーズなはずだ」
と考えております。
みなさんはいかがでしょうか?
色々な考え方があるかと思いますが、
じゃあ仮に、お互いの違いを理解した方が良いとしたら、
どうやってそれを理解します?
「よく観察すること」もポイントだと思います。
今日は、その他の方法として、「性格検査」をご紹介します。
オススメは、
「YG性格検査(正式名称 「矢田部ギルフォード性格検査」)
「CSI (正式名称 「Communication Style Inventory」)
の2つです。
YG性格検査は、
パーソナリティに関係があるとされている12の項目(視点)を用いて、人のパーソナリティ傾向の強弱を測定する性格検査です。
CSIは、
「人を最も特徴付けるのは,他者とのコミュニケーションの取り方である」という前提の下、「自己主張」と「感情表出」の2つの軸に、人を4つのタイプに分類する検査です。
実際にやってみると、
「イメージ通りだった」
「思っていた結果と違った」
ということが当然起こります。
(自分自身も検査してみると、意外な側面が見られたりして結構おもしろいですよ♪)
検査結果が出たら、
相手がどんな特性で、どう伝えたら受け取りやすいのか
を是非、考えてみて下さい。
この「試行錯誤のプロセスがあるかないか」が、1年後の新入社員(育成を任せられている社員)の成長の度合いに大きく影響を与えると思います。
今日は、人財育成におけるパーソナリティ(性格面の特性)の理解の大切さについて書いてみました。
いかがでしたか?
人財育成担当者向け研修では、プログラムの中で、YG性格検査、CSIを取り扱っています。
ご興味のある方は、お問合せ下さい。
(「お問い合わせ内容」を書きづらいという方は「人財育成について相談したいです」とご記載頂ければOKです!)
(文責:刈間)