経理担当者が突然退職すると、
「給与計算はどうするのか」
「会計入力が止まってしまうのではないか」
と、経営者にとって大きな不安要素になります。
今回は、経理担当者の急な退職という緊急事態の中でも、通常業務を止めずに対応できた企業様の事例をご紹介します。
導入前の状況|経理担当者の急な退職
今回の企業様では、経理担当者が急に退職してしまい、
社内の経理業務が一時的に空白状態となりました。
急きょ対応することになったのは、
経理経験者ではない別の社員の方(ピンチヒッター)。
そのため、
- 給与計算ソフトの使い方が分からない
- 会計ソフトはあるが、入力方法や手順が不明
- これまでの業務がどのように行われていたか分からない
という、非常に厳しい状況でした。
社長様のご要望は明確で、
「とにかく日々の業務を止めないこと」
完璧な理解や知識の習得よりも、
まずは業務を回し続けることが最優先でした。
今回のサポート方針|8回集中・実務特化型
この状況を踏まえ、今回は
8回の集中コースをご提案しました。
特徴は以下の通りです。
- 座学は一切行わない
- 給与計算ソフトと会計ソフトの入力に特化
- 理解よりも「手順を覚えること」を重視
非常時に必要なのは、
「正しい知識の習得」よりも
**「今まで通り業務を再現できること」**だと判断しました。
実施した内容|実際の業務資料を使って進行
1回あたり2~3時間、
実際に日々の業務で使っている資料をもとに進めました。
給与計算ソフト
- 毎月どの資料を使っているかの洗い出し
- 入力順序の整理
- 計算後に必ず確認すべきポイントの共有
- 間違えやすい箇所の重点確認
会計ソフト
- 日々発生する取引資料の確認
- 実際の業務フローに沿った入力手順の確立
- 入力後のチェック方法
- 試算表で最低限確認すべきポイントの説明
「なぜそうなるか」の理論説明は最小限にし、
“この資料が来たら、ここにこう入力する”
という形で進めました。
サポート中に意識したこと
今回の事例で最も重視したのは、
- 誰がやっても同じ手順になること
- 迷わず作業できること
です。
経理未経験の方でも、
- この順番で入力する
- 入力後はここだけ確認する
という再現性のある流れを作ることで、
業務が止まるリスクを最小限に抑えました。
完了後の状態
8回の集中サポート終了時には、
- 給与計算を社内で問題なく実施
- 日々の会計入力が滞りなく進行
- 経理担当者不在でも最低限の業務が継続可能
な状態になりました。
社長様からは、
「とにかく業務が止まらなかったことが一番助かった」
というお言葉をいただいています。
この事例が参考になる企業様
この事例は、特に次のような企業様に参考になります。
- 経理担当者が急に退職してしまった
- 引き継ぎが不十分で困っている
- 給与計算や会計入力を急ぎ回す必要がある
- まずは通常業務を止めずに立て直したい
経理担当者の退職は、
いつ起こるか分からない経営リスクです。
その際に重要なのは、
完璧な会計を目指すことではなく、
業務を止めないための現実的な対応。
今回のように、
- 内容を絞り
- 期間を区切って
- 実務に集中する
ことで、非常時でも実務ベースのサポートで経理業務を立て直すことは可能です。
状況に応じて
- 短期集中サポート
- 実務引継ぎ支援
などをご提案しています。
お気軽にご相談ください。





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