「試算表は出てくるけれど、
正直、見ても数字の意味がよく分からない。」
これは、記帳代行を利用していた企業の社長様から実際にお聞きした言葉です。
今回は、
記帳代行をやめ、
自社で試算表を作成・理解できるようになった企業様の事例をご紹介します。
導入前の状況|記帳代行をしていたが不安が残っていた
こちらの企業様では、会計処理を記帳代行に依頼していました。
しかし、
- 試算表が完成するまで 2~3カ月かかる
- 出てきた試算表を見ても 数字がピンとこない
- 決算時に 大きく数字が変わってしまうことがある
- 試算表の見方自体が分からない
という状況が続いていました。
社長様としては、
「今、会社が儲かっているのかどうかが分からない」
という不安を抱えながら経営をされていたそうです。
課題|数字が「過去の結果」になってしまっていた
記帳代行を利用していることで、
- 数字が分かるのは数カ月後
- 経営判断に使えるタイミングではない
- 試算表が“確認するだけの書類”になっている
という状態でした。
そこでお伝えしたのが、
「自社で試算表を作成すれば、
翌月の中旬には、数字の意味が分かる試算表が完成します」
という点です。
この考えに共感いただき、
座学+実務を組み合わせた全10回のカリキュラムを実施することになりました。
カリキュラム内容(全10回)
① 会計ソフトの選定
まずは、
- 会社の規模
- 月額料金
- 操作のしやすさ
を基準に、
無理なく継続できる会計ソフトを一緒に選定しました。
② 実務に直結した座学
今回の座学は、
会計理論や専門用語の説明ではなく、
日々の実務と試算表に直結する内容に絞っています。
具体的には、
- 現金実査の重要性と考え方
- 領収書・請求書など証拠書類の正しいファイリング方法
- 利益が大きく変わることもある
- 経費になる税金
- 経費にならない税金
- 問題となりやすい経費の考え方と注意点
など、
**「なぜ数字が変わるのか」「どこでズレが起きるのか」**を中心に解説しました。
この座学により、
単に入力するだけではなく、
試算表を見る視点が少しずつ変わっていきました。
③ 実務作業(会計入力・整理)
実務では、
- 実際に保管している書類の確認
- 書類の保存方法の見直し
- 会計ソフトへの入力手順の整理
を行いました。
さらに、
- 省くことができる書類作成
- 分かりやすくするための一覧表の作成
についてもご提案しています。
書類の省略化について
経理書類の省略化については、
他の関係者も関わっていることから、
すぐに実行することはできませんでした。
ただし、
- 今後見直す余地があること
- 代用手段があること
を理解していただけた点は、
大きな前進だったと感じています。
1人経理ならではの悩み
この企業様では、経理担当者が1人でした。
そのため、
- 処理が正しいのか分からない
- 誰にも相談できない
- 判断に自信が持てない
という悩みも抱えておられました。
カリキュラムを通して、
- 考え方の基準が分かる
- 判断の理由が説明できる
- 相談できる環境ができた
という変化が生まれました。
カリキュラム完了後の状態
現在は、
- 自社で会計入力を行い
- 翌月中旬には試算表を確認
- 数字の意味を理解した上で経営判断ができる
状態になっています。
社長様からは、
「ようやく試算表を見て、会社の状態が分かるようになった」
という言葉をいただいています。
この事例が参考になる企業様
この事例は、特に次のような企業様に当てはまります。
- 記帳代行を使っているが、数字が分からない
- 試算表が出てくるのが遅い
- 決算で大きく数字が変わることに不安がある
- 試算表を経営に活かしたい
まとめ
記帳代行は便利なサービスですが、
「数字を理解する」ことまでは補ってくれません。
自社で試算表を作成できるようになることで、
- 数字のスピード
- 数字の納得感
- 経営判断の質
は大きく変わります。
このカリキュラムは、
試算表を「見るもの」から「使うもの」へ変えるためのサポートです。
当社では、単に会計ソフトの操作をお伝えするのではなく、
自社で試算表を作成し、数字を理解して経営に活かせる体制づくりをサポートしています。
- 記帳代行から自社経理への移行
- 会計ソフトの選定・導入支援
- 経理業務の整理と効率化
- 経理担当者への実務サポート
など、企業様の状況に合わせてご提案しています。
「自社でもできるのだろうか?」
と思われる場合でも構いません。
まずはお気軽にご相談ください。





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