人財育成の代表的な手法である「OJT」。
皆様のOJTのイメージはどんなものでしょうか?
「俺が仕事をしている姿を見て、それをまねるもの」。そんな認識でいる方が多いのではないでしょうか。
確かに、そのようにして人財育成をしていた時代もありました。しかしながら、今はそういった「職人的な」OJTでは、人財育成がうまくいかない時代になっています。
OJTはトレーナーが新人に積極的に関わることが重要です。本書籍では、後半「新人に任せる」という時期があると書かれていますが、「新人に任せる=トレーナーが何もしなくてよい」ということではありません。
新人の観察・フィードバックを積極的にしてあげてこそ、意義あるOJTとなるのです。
まずは、本書籍をご一読いただき、御社のOJTと比べてみてください。まずは、自社の人財育成の「現状把握」をしてみましょう!
人財育成勉強会スタッフ一同
博報堂大学「「自分ごと」だと人は育つ 「任せて・見る」「任せ・きる」の新入社員OJT」
<ISTからの3つのおすすめポイント>
①OJTは時代とともに変化している。気づいていますか?
以前のOJT:「見て盗む」「型をまねる」→現在のOJT「経験前学習」(まず全体像をつかんでから実践)
②理想のOJTは「A→B→C」である
A・・・知識/レクチャー
B・・・演繹/「任せて・見る」
C・・・帰納/「任せ・きる」
③新人には、日々のフィードバックをしてあげる。
(1)こちらから話さず、まず聴く
(2)着眼点を確認する
(3)事実の認識を合わせる