こんにちは。経営管理支援部の刈間です。
全国で緊急事態宣言が解除されましたね。
皆さんの生活は少しずつ日常に戻りつつありますか?
ニュースを見れば、北九州市の感染者数の増大など不安な情報が引き続き報道されています。
どうやらまだまだ気を緩める訳にはいかないようですね…
さて、今週も前回( STEP1「現状の確認」)に引き続き、
「こんな有事の時だからこそすべき、経営管理の基本」
についてご説明していきます!
今日は、
STEP2
「理想の状態を確認」
です!
私もネガティブ思考になっている時に陥りがちなのですが、
「悪い事」「ネガティブな事」ばかりに目がいってしまい、
ゴール(「で、結局どうなりたい? どうなればOK?」)ということに思考を向けられなくなっている
ということがあると思います。
皆さんは、今、そうなっていませんか?
余談になりますが、大阪府知事が公表した「大阪モデル」も1つの「ゴールの明確化」(=「理想の状態を確認」)と言えると思います。
「大阪モデル」はニュース等で大阪独自の”出口戦略”とも呼ばれています。
”出口”という名称の通り、「原因の究明」や「現状の分析」ばかりではなく、
「結局、どういう状態になったらゴール(=出口)と言えるのか」ということについて考え、ゴールの基準を明確にしたことが評価されています。
府独自の基準に基づく自粛要請・解除及び対策の基本的な考え方『大阪モデル』
モニタリング指標に係る状況について府独自のモニタリング指標に係る、警戒信号の点灯・消灯状況を日々「見える化」しています。新型コロナウイルス感染症 警戒信号の状況(5月22日時点)
さて、本題に戻りますが、皆さんは「理想の状態」を確認出来ていますか?
例えば…
「最低限いくら売上があればお金は不足する事態に陥らずに済みますか?」
「どのくらい固定的な費用を減らせばお金が不足する事態を防げますか?」
「いくら借りればこの緊急事態を乗り切れますか?」
という質問に具体的にお答えできますか?
実現出来るか出来ないかということを考える前に、
「どういう状態を目指すのか」
具体的に表現してみましょう。
きっとモヤモヤが少し晴れると思います。
ネガティブな思考に陥っている場合、1人で理想の状態を考えるのは意外と難しいかもしれません。
そういう時は、「紙に書いてみる」「人に話してみる」という方法が有効だと個人的には思います。
まず、「紙に書いてみる」ことはできますが、なかなか人に話せる話ではないので、誰かに話すのは難しいかもしれません。
悩んでいることを人に話すと、案外大した問題ではなかったことに気づく、あの感覚のように、
今の状況でも「人に話す」ことは悩んでいる方々の救いになると思います。
だから私たちは電話やZOOM等を使って悩める経営者様のご相談に乗ります!
弊社㈱ISTコンサルティングも所属している「共同会計グループ」で全面的にサポート致します。
まずは、
長野事務所 ☎026-259-0477(上越エリアの方は上越事務所 ☎025-546-7957)
までご連絡下さい。
次回は最終回、STEP3について説明します!
(文責:刈間)